
第二のタピオカブームと言われている昨今、どこの店を見ても女性が店の前に長蛇の列を展開しているのをよく見る。
長蛇の列の最後には「待ち時間30分」とボードを持った店員がいる店もあるくらいに。
コンビニで2人並んでいるだけでも手に持っている商品を戻して帰ろうか悩み私には到底並ぶ事の出来ない列の長さだ。
しかし、なぜ、人はそこまでしてタピオカを飲みたがるのだろうか。
「美味しい」「もちもちした触感がたまらない」「独特な紅茶の味がたまらん」
ネットで調べるとこんな情報がたくさんでてくる。
果たして本当にそうなのか?
たったそれだけの理由で長蛇の列に人は我慢して並ぶ事ができるのか。
違う、そうじゃない
人はそんな綺麗ごとだけであんなに長い列に並ぶ事はできないはずだ。
そう思った私は少し考えてみた。
答えはすぐに見つかった。
そう、人はみな「今流行っているタピオカを飲んだ」という価値を求めているのだ。
1000歩譲って、タピオカが美味しいとしよう。しかし、並んでいる全員が
「タピオカおいしいいい!飲みたい!!!ああああああ我慢できない」
味だけを求めて並んでいるのだろうか?
否
「流行りのタピオカを飲む自分」を求めて並んでいるのだと。
その証拠に何十分もかけて並んで受け取ったタピオカには口をつけず
次は写真を撮るために店内の写真スペースに並んでいるのだ
そして写真スペースの順番が自分達にまわってくると、そこで初めてタピオカとファーストセッションするのだ
ありえん
目撃した側としては、遊園地であと少しでアトラクションに乗れる、そう油断していた時にまだ折り返し列があった事を知った時の並みの絶望感である。
美味しいタピオカを飲みたいのではなく
流行ってておしゃれなお店でタピオカを飲んでいる自分をを求めてあの長蛇の列に並んでいるのだ、と悟った。
本当にタピオカを飲みたくて並んでいる人は、あの長蛇の列の中に何人いるのだろうか。
そんな疑問を感じた今日この頃。
最後に伝えておくが、私はタピオカが嫌いだ