ツーリング初日から東京~大阪間を走破したため朝9時に起きてもお尻は死んだままだった。

しかし今日はどうしても行きたい場所があった。瀬戸内海に浮かぶ淡路島だ。

実際に行ってみるまで知らなかったのだが淡路島は東京都23区の広さを誇り、人口は13万人を超える。自然が豊かでサーフィンやサップなどのマリンスポーツも盛んらしい。さらに昨夜、大阪で人生初の兄とのハシゴ酒をして4軒目だか5軒目だかのBarで仕入れた情報によると、淡路島には格安のキャンプ場があるらしい。もはやその頃には飲みすぎていて記憶も曖昧だが。

これは行くしかない、と二日酔いでガンガン痛む頭をビジネスホテルのアメニティコーヒーで叩き起こして検索してみると、確かにある。慶野松原キャンプ場というらしい。キャンプ場掲載サイト「なっぷ」によると持ち込みテントで1,500円、バイク駐輪代200円でキャンプが可能とのこと。格安というほど安くもないが、まあ淡路島でキャンプが出来るなら良いだろう、と思ったのもつかの間『夏季限定』という言葉が目についた。

あの野郎、騙しやがったな。

そんなこんなで近くのキャンプ場を検索していたら、淡路島を超えて香川に入ると無料のキャンプ場があるじゃないか。

香川県の無料キャンプ場|田の浦野営場

デデドン!

道頓堀からの走行時間はたった2時間10分!東京から大阪の600kmを7時間で走破したのに比べたらなんて楽な行程なんだ。これこそまさに私が楽しみにしていたツーリングじゃないか。

よし、今日こそツーリングを楽しもう!走りたいと思っていた明石海峡大橋も通れるし、最高の一日になりそうだ!

そして香川で本場のうどんを食べるぞ!

明石海峡大橋

おほっ!

景色サイコー!

淡路島に着いたどー!

淡路サービスエリア

観覧車が見えてきた

淡路サービスエリアでは観覧車にも乗れるぞ!

そして再び最高の景色

田の浦野営場に到着

駐車場からサイトが一望できる

キャンプ場マップ

ふかふかの芝生サイト!

平日なので他の利用者は2~3組しかいない

簡易トイレはプッシュ式の水洗でキレイに管理されている

食器を洗う程度の水場も有り

自販機まである

さらに目の前は海!

海!

田の浦野営場最高!

設営

ピシッと設営完了

今回のキャンプツーリングにはテントはかさ張るので持ってきていない。タープ泊のみで一ヵ月を乗り越えてみようと思う。

使うタープはAmazonで販売されてからコスパの良さでじんわりと話題になってきているAqua Quest(アクアクエスト) のDefenderというタープで、分厚い生地で完全防水・丈夫・重いの三拍子が揃ったタフガイタープだ。

ちょっとやそっと無理をしたぐらいじゃ破れないし、以前に大雨の中で張りの角度が甘く倒壊した時もまったく浸水せず水風船のようにタプタプになっていた。

今回のワンポール設営は以下のサイトを参考に、サイズやループの位置が異なるので多少アレンジを加えてある。
DDタープXLティピー型の設営

田の浦野営場から近くのスーパーまでたった5分

わずか数分の距離にスーパーマルナカがある

キャンプ場からスーパーまでたったの5分という破格のロケーション!

星空を見ながら酒を飲んで波の音を聞きながら眠りにつく

これまでの数少ないキャンプ経験の中で一番と言っていいキャンプ場かも知れない。ほったらかしキャンプ場の夜景も良かったし、道志の森キャンプ場の自然感も良かった。大原上布施オートキャンプ場で見たふたご座流星群も感動した。しかし、それらと比べてもまったく見劣りしないほどの素晴らしい経験が出来た。

今回の九州一周キャンプツーリングが終わったら、次は四国一周お遍路ツーリングをしよう。その時は間違っても初日に大阪まで走る無謀なプランは立てないぞ。あいかわらず痛むお尻を擦りながら二日目の夜は更けていく。

九州一周キャンプツーリングに掛かった費用

本日のデータ

・本日の走行距離 157km
・使用金額
├ 阿波座IC-引田IC 4,320円
├ ガソリン代 給油無し
├ 駐輪場 400円
├ モス野菜バーガー こだわりサラダセット 830円
├ 淡路玉葱メンチカツカレー 720円
├ ビール、焼酎、買い出し代 3,597円
├ 宿泊費 無料
└ 小計 9,867円

合計金額

◆高速代 13,940円
◆ガソリン代 4,231円
◆宿泊費 5,440円
◆食費 6,637円
◆その他雑費 400円
■合計 30,648円

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