おはよー!

初っぱなから昨日の使いまわしですまない。今日はこれから香川名物のうどんを食って広島県入りする予定だ。

現在は香川県の田の浦野営場、ここから本日の目的地である広島県の柳瀬キャンプ場まで瀬戸大橋を渡って移動する。

九州一周だけを目的にするなら愛媛の八幡浜から大分の別府か臼杵までフェリーというルートが近いと思うのだが、せっかくなら広島で牡蠣を食っていきたいし、明石海峡大橋を渡ったなら瀬戸大橋も渡りたいじゃない。それがツーリングを愛するものの嗜みじゃない?違う?違うならフェリー使えば良いじゃない。もう知らない。

柳瀬キャンプ場の情報だけ知りたい方はこちらをクリック

広島県の無料キャンプ場|柳瀬キャンプ場

本日のルート

まずは田の浦野営地の近くにある朝8時半から営業している吉本食品といううどん屋さんで本場のうどんを食べよう。その後に高速に乗って瀬戸大橋を走り、一気に広島まで駆け抜ける予定だ。

多少の距離はあるがソロキャンプの朝は早い。いくらか余裕もあるだろう。昨夜は9時に眠りについたのでたっぷり8時間睡眠を取っても明朝5時だ。そう、外はまだ暗く、そして寒い。シュラフの中でモゾモゾしていたら6時になった。外に出たくない。だって寒いんだもん。ダラダラと惰眠をむさぼる言い訳を考えていたら7時になる。すっかり明るい。仕方がないからお湯を沸かしてコーヒーを飲み、寒い寒いと文句を言いながら片付けに入る。

結局、田の浦野営場を出たのは朝9時過ぎだった。まあまだ何とかなるだろう。いざ出発!

駐車場は空いてるのになぜかベタ付けするベンツさん。なんの嫌がらせだ。

香川のうどんは世界一ィィィ!

吉本食品の朝は早い

しょうゆうどんにかき揚げとナス天をトッピングして500円!テーブルの醤油を垂らして食べる!びゃあぁぁうみゃひぃぃぃ!

瀬戸大橋って10個の橋の総称だって知ってた?

画面左の虫はごめんなさい

走っていたら次々と橋の名称が変わる

走ってる方からしたら一本の橋だけど橋脚がある土地の違いで名前が変わるのだろうか

走っている途中で気付いたのですべての橋の看板を撮影することは出来なかったが、こんなに名称が変わる橋も珍しいのではないだろうか。

与島パーキングでキミも四国萌隊になろう!

お兄さんとの約束だぞっ

広島県には無料キャンプ場がいっぱい

ここで衝撃の事実なのだが、今日はもともと違うキャンプ場に行く予定だった。

最初に見せた本日のルートの中にも小さな丸が付いているのだが、それがこちらである。

第一候補地の海田総合公園キャンプ場

この海田総合公園キャンプ場も無料で利用できるキャンプ場であり、水場や炊事棟、トイレも使えてキャンプ場内に小川が流れているという最高のロケーションなのだ。しかし、大問題が発生した。

記憶に新しい広島の豪雨災害により復旧作業中

なん・・・だと・・・

休業中なら休業中ってホームページに書いといてよ、と思って改めて見たらちゃんと書いてある。

更新されてないキャンプ場の情報サイトって星の数ほどあるよね

私は激怒した。しかし、なんだかんだ叫んだって入れないものは仕方がない。その場にしゃがみ込み、手持ちのスマートフォンで近くのキャンプ場を探す。こんな時に私はインターネットの発展による恩恵を強く感じるのだ。情報はいつでも知りたいときに手に入る時代になった。私はなんて便利な社会に生きているんだろう。ネットが無い世代の人はどうやって生活していたのか想像もつかない。もはやインターネットで手に入らないものはないんじゃないだろうか。

程なく、ここから10分ちょっとの所にある水分峡森林公園キャンプ場という良さげなキャンプ場がヒットした。よし行こう。すぐ出発だ。

走り出して数分、先ほどのことがあったのでもう少ししっかり情報を集めようと思い、府中町の公式サイトを確認してみたら利用中止のお知らせが出ているじゃないか...

そう、インターネッツとは嘘を嘘と見抜ける人でないと難しいのだ。

それから30分ぐらいだろうか。個人サイトや公式サイトを見比べながら間違いなく営業しているであろうキャンプ場を探し当てた。それが本日の最終目的地、柳瀬キャンプ場だ。

柳瀬キャンプ場と運命的な出会い

私は走った。私の頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて走った。陽は、ゆらゆら地平線に没し、まさに最後の一片の残光も、消えようとした時、私は疾風の如く柳瀬キャンプ場に突入した。

土サイトメインだが芝生サイトも有り、さらに直火も可能

キャンプ場内には桜が咲いている

水場も有り

ぼっとん便所で臭いは気になるが無いよりはマシ

昨日よりも張り方が下手になってるぞ

近くにある超低価格なディスカウントストア ラ・ムー

ピンクの看板にメガディスカウントの文字

この弁当が税込み198円だと!?

本当に豚肉を使っているのか?

本当に鶏か?

このボリュームでも税込み300円

この安さで利益はあるのだろうか

信じられないものを目にした。何かを買って作るよりも圧倒的に安い。キャンプ場で弁当を食う。それも一つの選択肢だろう。私は本能の赴くままにエビフライ弁当を手にした。

ビール一本よりも安いエビフライ弁当。刺身盛り合わせの値段で弁当が3つ買える。

お財布にやさしいキャンプ場だ

昨日とはまた違う意味で最高のキャンプ場だ。

さらに、このキャンプ場では濃厚で衝撃的な運命の出会いがあった。これ以上は語ると長くなってしまうので詳細はまたの機会に書くことにするが、柳瀬キャンプ場の主とも言える男性と知り合い、その辺に生えていた竹で激レアアイテムを作ってくれた。

インターネットに漬かり切った皆様にこれが何かわかるだろうか

真ん中の節を抜き、底の節に穴を開けて、息を吹き込む。そう、これが伝説のアイテム「火吹き竹」である!

そこらへんに自生してる竹を切って運ぶ主

さらにタケノコまでご馳走してくれた。っていうかタケノコってこうやって焼くのか

これらの画像だけでは私が経験した衝撃の欠片さえも伝わらないだろう。何故ならここで紹介した主の他に3人もの濃いメンツと語り合うことになったのだから。これはまさにインターネットでは手に入らない実体験なのだ。

九州一周キャンプツーリングに掛かった費用

本日のデータ

・本日の走行距離 277km
・使用金額
├ 白鳥大内IC-中野(阪神高速) 4,430円
├ 府中(広島高速)-広島IC 720円
├ ガソリン代 3,417円
├ しょうゆうどんかき揚げナス天トッピング 500円
├ メンソレータム 105円
├ ビール、弁当、買い出し代 1,522円
├ 宿泊費 無料
└ 小計 10,694円

合計金額

◆高速代 19,090円
◆ガソリン代 7,648円
◆宿泊費 5,440円
◆食費 8,659円
◆その他雑費 505円
■合計 41,342円

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