レッツノートLV(CF-LV7)は14型液晶搭載の全部入りの高スペックパソコン。
光学ドライブ、様々なニーズに応えるインターフェイス、重量もわずか「約1.25kg」、バッテリー駆動時間も10時間超えの「約13時間駆動」、ビジネスパソコンとして外せないポイントを全て抑えているまさしく”全部入り”のビジネスノートパソコン。
また、日本製という事で安心感もあり、保証も充実している。「4年特別保証プレミアム(故障、破損、盗難)」もあり、プレミアム・エディションを購入すると天板交換とクリーニングも1度だけ無償でおこなってくれる。
唯一のデメリットとして高価である事。
しかし、長期的な目で見れば高い買い物では無い。
ビジネス上で、ノートパソコンヘビーユーザーは出先で万が一の事があってはいけない。レッツノートは様々なビジネスシーンを想定し頑丈設計を心がけている。私自身も過去に出先で液晶割れや不具合等でノートパソコンに不具合が生じ困った事が何度かある…。しかしレッツノートに変えてからはそういった不安からは解消され、気付けば10年以上Panasonicのレッツノートを愛用している。
今回は使用していたレッツノート(AX3)に不満は無いものの出先でも快適に業務をおこなえるように、一回り大きいレッツノートCF-LV7を購入したので、実機レビューと評価をしていきます。
Mokuji
レッツノートLV7のスペック比較
主な仕様 | プレミアムエディション | 通常仕様 |
---|---|---|
CPU | インテル® Core i7-8650U vPro プロセッサー | インテル® Core i5-8350U vPro プロセッサー |
OS | Windows 10 Pro 64ビット(日本語版) | Windows 10 Pro 64ビット |
メインメモリ | 16GB(LPDDR3 SDRAM)拡張スロットなし | 8GB(LPDDR3 SDRAM)拡張スロットなし |
ビデオメモリー | 最大8266MB(メインメモリーと共用) | 最大4170MB(メインメモリーと共用 |
SSD | SSD256GB / SSD512GB / SSD1TB選択可(すべてPCIe) | SSD256GB / SSD512GB / SSD1TB選択可(すべてPCIe) |
共通仕様
チップセット | CPUに内蔵 |
---|---|
グラフィックアクセラレーター | インテル® UHD グラフィックス 620(CPUに内蔵) |
表示方式 | 1920×1080ドット:約1677万色 |
無線LAN | インテル® Dual Band Wireless-AC 8265 |
Bluetooth | Bluetooth v4.2 |
LAN | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T |
サウンド機能 | PCM音源(24ビットステレオ)、インテル® High Definition Audio準拠、ステレオスピーカー |
カードスロット | SDメモリーカードスロット×1スロット |
外形寸法 | 幅333.0mm×奥行225.3mm×高さ24.5mm(突起部除く) |
使用環境条件 | 温度:5℃~35℃、湿度:30%RH~80%RH |
バッテリーパック | バッテリーパック(S)(7.2 Vリチウムイオン・定格容量5900mAh) バッテリーパック(L)(10.8 Vリチウムイオン・定格容量6300mAh) |
付属品 | ACアダプター、バッテリーパック、取扱説明書 等 |
スペック詳細はこちら
冒頭にもあったように、通常のLV7とプレミアムエディションと2つのタイプがある。
基本的には共通仕様だが、一番大きな差異があるのが「CPU」と「メモリ」である
i5とi7はどちらも6コアだが、スレッド数が「6」と「12」と大きな差がある。
またi7の方が性能のいいプロセッサーダイが使われており、i7の方が全てにおいて格上である。
またメモリも8GBと16GBと倍の差があるが、日々のビジネスシーンで16GBが必要な処理を要求される事も無いと思うので8GBで十分というのが私個人の意見である。
エクセル、ワード、メールチェック等であれば通常仕様のCF-LV7で十分である。
しかし出先でエンコード、CAD、Adobeソフト(Illustrator、Photoshop等)を使用する場合はプレミアムエディションを推奨する。
レッツノートの特徴【5つ】
本体がすごく軽い!約1.25kg!
本当に軽い。展示してあるノートパソコンを持ち比べてもらいたいと思うくらい軽い。
普段から常にノートパソコンを持ち歩く人には是非おすすめしたい軽さである。
14.0型で約1.25kgは、ノートパソコンを持ち歩く煩わしさから開放してくれる。
私の周りにもレッツノートを使っている人がいるが「やっぱり軽いのはいいよね」と言っている人が多い。
頑丈設計。衝撃、加圧に強い
レッツノートは様々なビジネスシーンを想定し、頑丈設計を心がけている。
Panasonicの公式にもあるように加圧振動試験、落下試験をおこなって日々耐久性向上を目指している。
私自身、机から落としてしまったり、スーツケース内に突っ込んだりした事があるが、液晶や不具合が起きた事もなく無事使用できている。
14型がちょうどいい
ノートパソコンだと13.3型が多い中でレッツノートは14型で出している。
13.3型より大きい液晶なので出先の作業や訪問先で資料確認、簡易的なプレゼンテーションにもうってつけな事間違いなし。
様々なインターフェースに対応している
USB3.0のポートが左側面に1つ、右側面に2つ、HDMI、SDメモリーカードスロット、他にもRGB(VGA)端子、Thunderbolt 3、光学式ドライブが備わっている。
また、電源がOFFの時でもスマホの充電ができたり、映像出力する事もできる。
恐らくレッツノートを使っていれば、端子に困る事は無い。実際私自身過去に困った事が無い。
オプションが充実している
カスタマイズ前提になるが、LTE対応モジュールも選択可能。
SIMを1つ用意し差し込んでおく事で常にどこでもインターネットに接続する事ができます。
別でポケットWi-Fiを持っている必要もなく、先々で公衆無線LAN等に接続する必要がありません。
バッテリーもSサイズとLサイズがあり交換が可能。
長時間出先で使う事が多い人はバッテリーをもう1つ持っていてもいいかもしれません。
バッテリーパック(S)は約12時間駆動、(L)は約18.5時間駆動
光学ドライブもBlue-rayに対応。
必要であればDVDスーパーマルチドライブではなく、Blue-ray対応のドライブに変更する事もできる。
初レッツノートの人は必ず見て欲しい
パッドが特徴的な形
ほとんどのPCは四角いタッチパッドですが、レッツノートは円形のタッチパッドを搭載しています。
また、通常の四角いタッチパッドに比べると面積も小さく大きい四角いタッチパッドに慣れていると最初は不便するかもしれません。
ただ1週間も使っていれば人間慣れるものです。
分厚い、凹凸がありゴツゴツしてる
最近のノートパソコンは、薄い、無駄な凹凸が無い、スタイリッシュなものが多いですが、レッツノートは分厚い、凹凸がある、スタイリッシュ…?と、流行りに逆行しています。
MacBook Airのような薄くてスタイリッシュが好きな方にはあまり向かないかもしれません。
ただ本体の厚みは落下や圧迫時に衝撃を緩和するボンネット仕様、さらに内部温度の上昇を防ぐ役割をになっています。
CtrlとFnが逆
DELL等海外メーカーを使っている方だと違和感を感じるかもしれません。ただ設定から入れ替えできるので大きな問題にはならないかもしれません。
量販店の「店頭モデル」とメーカー直販は何が違う
お気づきにならない方が多いところなのですが、量販店のCPUとメーカー直販ではCPUが違います。
またメーカー保証も1年と4年と大きな差異があります。
購入時に都内の量販店をいくつか周りましたが価格自体には大きな差はありません。
特に大きな問題がなければメーカー直販で購入を推奨します。
公式で購入する時にはCLUB Panasonicに登録する事でポイントも付与されます。
プレミアムエディションは必要なのか?
プレミアムエディションを購入すると下記のメリットがあります。
- スペックが高い
- プレミアムメンバー制度が適用される。
- 通常では選べない色(マウスホイール、天板)が選べる
レッツノートを長く、綺麗に使いたい方はプレミアムエディションはオススメです。
スペックも高い事と保証制度が優れているのが大きいです。
CF-LV7実機紹介
最終評価 レッツノートCF-LV7は買いなのか?
HP、レノボ、DELL、海外メーカーに比べると購入をためらう価格帯であるものの、インターフェースの充実、持ち運びを考えられた軽量化、ビジネス向けノートPCとしては非常に完成度が高く様々なビジネスシーンを満たしてくれる優秀なノートパソコンである事は間違いありません。
また、国内生産であり手厚いサポート、保証もあるので長期的な目でみても安心して使用する事ができます。
ビジネスシーンにおいて、ノートパソコンが必須な方には最適なノートPCでしょう。
満足の星5つだね!
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