今回の目的は留置所のようになっている息抜きスペースをおしゃれにする事を目的とした計画です。
室内人工芝補完計画!!完遂するために師である「Google大先生」に早速聞いてみた。
「人工芝 室内 おしゃれ」
「人工芝 室内 フロア」
「芝 床 インテリア」
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あれ?そもそも室内を人工芝で敷き詰めたい人がいないのだろうか…。
DIYブログがほぼ見当たらず、おしゃれなオフィスの画像、業者の画像、施工例しかでてこない。
庭、室外を人工芝化計画なら多数見つかるものの、室内は見つからない。
今回は約3畳程の広さの部屋に人工芝を敷きたいわけであって、10m×1mの人工芝ロールなんていらないのだ…。
施工例やオフィスのWEBに関しては業者を呼ぶほどでもない。そもそも予算オーバー。
大企業のオフィス程広いわけでも無い。自分でさくっと人工芝にしたいのだ。
世の中便利になりすぎて、Google先生にすぐ答えとヒントを求めてしまう。
今回は自分で考え、自分で解決する必要があるようだ。
私は例のメーカーに頼る事をそっと決意したのである。
Mokuji
創業100年老舗メーカー 東リ
「困った時は東リ」
今もまだご存命の祖父が言っていたような言っていなかったような。
東リとは創業100年の床材、タイルカーペット、カーペット等を取り扱う住宅建材を製造販売する会社である。
ホームセンターで販売している無名メーカーのタイルカーペットや床材に比べると割高だが、その分、質も保証されている。
家庭でも使える「吸着タイルカーペット」プロも納得の「高品質タイルカーペット」まで幅広いニーズに応えた製品を世にだしている。
本来であれば人工芝をフロアに敷き詰めたかったのだが、求めている製品が見つからなかった事、本格的な人工芝マットもあったが予算がオーバーしてしまう事から今回は「芝風」のタイルカーペットを購入する事にした。
なぜなら、東リにぴったりな商品があったからだ!
やっぱりすごいぜ東リ!GXシリーズ プレリエ・ロックガーデンはすごい
東リのホームページを舐め回すように見ていると、ぴったりな製品が見つかった。
GXシリーズ【プレリエ・ロックガーデン】である。
景趣
時が創り出す自然の変化、うつろう情景に趣きを感じる日本の精神。
揺らぎ、滲み、かすれ、経年変化など繊細な変化がもたらす「無作為の美」を提案します。
混ざり合う色彩、石模様の揺らぎ、塗料のかすれ、
モルタルの経年変化など、自然が醸す趣を表現しました。
ファーストビューの文言で心を射抜かれた私は、GXシリーズでフロアを敷き詰める事を決意。
しかし、ここで焦ってはいけない。タイルカーペットは必ず実物を見る必要がある。
通販でタイルカーペットを購入する時は最低ロッドが決まっています。
まとめて購入した後に「イメージと違う…」となっても遅い事が多いので、私は必ずサンプルを取り寄せています。
今回は人工芝風を作り上げるためのメインでなるであろう「GX4211」と「GX4212」を取り寄せました。
【実物】サンプルが届いたので比較する
今回、「GX4211」と「GX4212」は東リのGXシリーズの中のプレリエ(GX-4200)である。
プレリエは今回のニーズを満たしてくれる「芝」を連想させる作りとなっており、室内でも簡単に人工芝風のフロアを作り出せる製品になっている。
GX4211の明るい緑の感じも好きなのだが、落ち着いた空間がほしかったので今回は、GX4212に決定。
サンプルを並べ、数週間悩んだあげくの結果である。
フロアの施工準備をする
施工する商品が決まったら、購入までにする事が何点かある。
フロアの完成イメージと計測
今回、芝風フロアにする予定のフロアである。休憩スペースなのだが殺風景だし、長時間座っていると尻が痛くなる…。
サンプルを置きつつ、完成した風景を想像するのだ。
完成風景を想像しながら、必要枚数を割り出すためにフロアを計測する。
今回、購入予定のタイルカーペットは「50cm×50cm」なので、1辺の長さが150cmの場合、3枚必要になる。
もし1辺が175cmの場合は、3枚半必要になる。
初めての方は紙に書いてざっくりと計算するのではなく、エクセル等でマスを作り色を塗りながら数えると間違いない。
商品を購入する
計測した枚数を元に商品を注文。
しかし、どのショップもだいたい最低ロッドが決まっています。
6枚必要なのに、最低ロッドは8枚~。
必要分だけ購入するには、ホームセンターのバラ売りだと可能ですが、実店舗で売っていない通販だと余りがでる事が多い。
ロッド数はショップによって異なるので、価格と最低ロッド数を見ながら探しましょう。
色々見た感じだと楽●さんが安くてポイントついてお得なところが多いです。(筆者も楽●)
タイルカーペットは汚れた部分を交換できるので、もし敷き詰めたタイルが汚れた場合、汚れたタイルだけ交換し綺麗に保つ事も可能です。これもタイルカーペットの大きなメリットです。
いざ室内を人工芝風へ!施工開始
商品を待つこと1週間。ついに商品が到着しました。
早速開封し、まずはざっくりとタイルカーペットをフロアに敷き詰めます。
フロアが狭い場合、適当に並べて完成イメージを確認します。
また、本来であれば中心点から敷き詰めていくものですが、今回はその必要はなさそうなので端から並べていきます。
仮敷をせず、端から詰めていくと最後に1cm~数ミリの隙間が空く事があります。その隙間を埋めるのに苦労するので、両脇に隙間を分散させるために通常であれば必ず中心から敷き詰めていく事をおすすめします。
一旦、仮置きしたタイルカーペットを端によせてがんがん敷き詰めていきます。
実は全面緑にするのは味気ないなと思い、同じGXシリーズのロックガーデン、GX9253Vも一緒に購入
そんな感じでガンガン敷き詰めていきます。
こんなでっぱりも切れ目を入れて対応
敷き詰めていくと、やはり現れた。でっぱった角。
部屋は真四角では無い事が多く、でっぱりが多々あります。
その場合、徐々に切れ目を入れて調整し合わせていきます。本来はしっかり測って切りとるのですが、私は面倒なので徐々に切れ目を入れながら感覚でいきます。
壁際の余った端をカットする
通常は裏に線を引き、下敷きを引いてカッターか、ハサミでカットします。色々省略した上記の方法だと毛が長いカーペットの場合ボロボロ毛が落ちる可能性があるので注意してください。バシバシ残りを敷き詰めていく
タイルカーペットを置く、壁際の端は、重ねてカットする、この繰り返しです。
この調子でガシガシタイルカーペットを敷き詰めて、人工芝風のおしゃれなフロアを目指します。
作業をはじめて1時間半、ついに室内人工芝補完計画が完遂された。
ついに完成!おしゃれ室内フロア、人工芝風
今回は曲線や、でっぱりが少なかったのでスムーズに施工が完了しました。
以前11畳の部屋を施工した時は、広いのと1辺が曲線だったので6時間弱時間がかかりました…、今回は1時間半で完成!
階段部分のポールが今回一番苦労しました。
ポールと同サイズの型紙を作り、型紙通りに切り取って、ポール裏に切れ目を入れて敷きました。
今回も東リさんのフロアカーペットに救われました。
人工芝風と言っていますが…もはや本当の芝のようなフロアが出来上がったので大満足です。
フロアのイメージチェンジ、DIYについて
タイルカーペットの施工はDIYに不慣れな初心者でも簡単な部類だと思います。
まずは小さいフロアから自分でやってみる事をオススメします。
(筆者のデビュー戦は11畳、曲線フロアの地獄でした)
- 施工フロアに愛着がもてる
- 自分の知識と経験になる
- 安価に済ませる事ができる
- いい気晴らしにもなるかも
今回、用意したもの
- オルファ カッター 18mm
- オルファ 特専黒刃(大) 18mm
- 東リ GX4211
- 東リ GX4212
- 東リ GX9253V
※黒刃は通常より刃こぼれしやすいのですが、切れ味バツグンなのでオススメ。ただし取扱には注意してください。