HIGHMOUNTのフォレストヒルキャンドルランタンが欲しい。どうしても欲しい!それなのに、Amazonも楽天も個人ショップも全部SOLDOUT!!なぜ!?ヤフオクで1万円代まで高騰しているフォレストヒルキャンドルランタンを眺めていると【絶版】という文字が飛び込んできたので、それならばと直接HIGHMOUNTに問い合わせをしてみた。
Mokuji
ハイマウント(HIGHMOUNT)フォレストヒルキャンドルランタンとは
手のひらサイズの小型でオシャレなキャンドル式のランタンで、キャンプに持っていくも良し、テーブルに飾って眺めるも良し、お手軽にレトロな雰囲気を味わえる人気のミニランタン。それがフォレストヒルのキャンドルランタンである。
Amazonでは品切れ状態が続き、楽天やその他の通販サイトでもSOLDOUT、ヤフオクでは中古にも関わらず軒並み10,000円以上の入札争いが繰り広げられ、メルカリでは出品されれば怒涛の値下げ交渉が押し寄せる欲望渦巻く悪魔のランタンだ。
コンパクトランタンを探している中で辿りついた一品
コンパクトランタンで検索をかけると数多くの商品が紹介されているページがもりもり出てくる。しかし、ほとんどがLEDランタンの紹介であり、本物の火を灯すスタイルのミニランタンは少ない。かくいう筆者もこれまで火を扱うランタンにそれほど興味は持たなかった。それどころかBlack Diamondのリモジとかめっちゃ良いじゃん!欲しい!とか思っていたタイプだ。
そんな私がどうしてフォレストヒルのキャンドルランタンに興味を持ったかというと、コンパクトランタンで検索をしていた中でこんなページに巡り合ったからだ。
【オシャレ】ハイマウント・フォレストヒルキャンドルランタンの雰囲気が良すぎる件【ロウソクランタン】
シャレオツー!んもっ、シャレオツーッ!!
失礼しました。シャレオツと出てしまいました。
そう、こんな洒落てるコンパクトなミニランタンがあるんだったら、LEDのやたらめったら主張してくる人工照明なんていらんのではないか。そしてこれを期に、手持ちのガスバーナーもオイル化して燃料の統一を図れば、バックパックの軽量化&コンパクト化にも繋がるのではと企んだ次第でございます。
欲しいという気持ちとは裏腹に品切れの嵐
しかしAmazonを見ても楽天を見ても個人ショップをあたっても品切れ入荷待ちSOLDOUTの表示である。あるネットショップでは商品画像よりも目立つ配色で在庫なしとデカデカ掲げていた。
広大なインターネットの海をどれだけ深く潜ろうとも在庫のあるショップが全く見つからないのである。それならばと今夜の食材から戦闘機まで何でも揃うという噂のヤフーオークションを覗いてみたところ、めちゃくちゃ出品されてるー!どこのショップにも売ってなかったランタンが在庫一掃セールかのように並んでるじゃないか!
いや、焦るな、焦るんじゃない。よく見てみろ。どの出品も大体が6,000円以上で落札されており、中には1万5,000円以上の値が付いているものまであるじゃないか。おいおい、販売価格1,500円程のミニランタンがどうしてこんなに高騰してるんだ。さすがに10倍近い値段になってたら理性が働きますよ。でも6,000円程度なら頑張れば...いや、待て待て。冷静になれ。
こうしてまんまと私もフォレストヒルキャンドルランタン難民になってしまったわけだ。
販売元の株式会社ハイマウントに問い合わせてみた
どこにも売っていない(ヤフオク除く)のならば、販売会社に直接問い合わせて次の入荷を聞けば良いではないか。ガイヤが俺にもっと問い合わせと囁いたので、販売元である株式会社ハイマウントに電話してみることにした。
フォレストヒルキャンドルランタンを国内に卸している株式会社ハイマウントは、1967年8月に設立されたアウトドア用品の輸出入・国内卸の老舗企業だ。ナルゲンやライトマイファイヤー、レザーマンやオピネルなどのアウトドア関連アイテムを輸入し、モンベルや東急ハンズ、ロフトなどの国内約350社に卸販売している。
そんな業界の大手様に恥ずかしながらも直接電話でフォレストヒルのキャンドルランタンについて問い合わせてみた。
ハイマウント担当さんとの会話内容
なんと製造元の会社が閉鎖していた
こうして、完全にオタク口調でどもりまくった問い合わせの果てにたどり着いたのは、まさかの製造会社閉鎖という覆すことの出来ない圧倒的絶望だった。
意味不明な問い合わせに対しても丁寧に答えてくれるハイマウントの担当さん、お忙しい中ご迷惑おかけしてすみませんでした。
フォレストヒルキャンドルランタンの代用品を考える
製造元会社の閉鎖。これはもうどうすること出来ない事実である。
例えば、どこか別の会社に合併とかであれば再販される可能性も0では無いだろう。しかし、どういう事情かは分からないが会社自体が無くなってしまったのなら再販されることは絶望的だ。
そうか、あかんか。それならば別の手を探さなければなるまい。お金を貯めてヤフオクで競り落とすのも一つの手ではあるが、1,500円の商品に10,000円払うってなんかもう負けた気分になる。キャンプに行く度に悔しさを噛み締めなければいけないなんて嫌だ。酒も不味くなる。
しかし実は、もうすでに代用になりそうなコンパクトランタンにはアタリを付けていたりもするのだ。その商品はフォレストヒルキャンドルランタンほどの武骨さは薄れてしまうが、そこまで悪くは無いだろう、と思ってAmazonでポチってしまった。
後日、そのランタンが届いたら改めてレビューしようと思う。それまで楽しみに待ってていてくれたまえ。